RSV4 オイル、オイルフィルター交換&ブレーキフルード交換
4月からのサーキットシーズンに向けてオイル交換&ブレーキフルード交換をしました。
今回のオイルは定番のMOTUL300V 15W−50です。
純正指定は15Wですが、自分は冬は始動性等を考えて10Wに粘度を落としてました。 これからは暑くなるので15Wにしました。
フィルターはK&Nの KN−138です。
このフィルターは純正より安いですし、ワイヤリングの穴の開いたレンチをかけるナットも先端に付いているのでとてもお勧めのフィルターです。
ブレーキフルードはelfのDOT4です。 
今までelfのDOT5をずっと使ってましたが、劣化が早く交換サイクルをかなり短くしなければならないので4にしました。
RSV4の場合、オイル交換の場合アンダーカウルを外さないといけません。
アンダーを外すにはサイドカウルも外さねばならず、結構手間です。
やっとカウル外せました。
純正フィルターが見えます。
フィルターを外すにはフィルターレンチがあれば便利ですが、無くてもマイナスドライバーを突き刺して捻れば外れます。 
今回は素手で回して外せました。
RSV4のドレンボルトはオイルパンの下に横向きに付いています。
結構大きめのサイズのヘキサゴンレンチで外せます。 
一般的なヘキサレンチのセットではこのサイズは入って無いかもしれません。
ちなみにべBetaのヘキサレンチセットの一番デカイ奴は小さすぎて駄目でした。
あと、このボルトはドレンワッシャーは必要ないようです。
アプリリアと言わず外車のドレンワッシャーは一般的に高いですからこれは助かりますね。
ドレンボルトを外すとオイルが噴出してきます。
同時にフィルターも外します。
このまま10分位放置してできるだけ抜きます。
以外だったのは、前回入れていたのはフルシンセティックオイルではかなり安価のカストロールのPower1 Racing 10Wの奴だったのですが、去年7月に交換、走行はサーキットやらなんやらで1500kmくらいの状態でしたが、オイルはあまり汚れていなくて、粘度もしっかりありました。ギア抜けも無く、ニュートラルも出やすいし、特に不満の無いオイルでした。
安物なんで少し不安がありましたが、4Lで8000円以下の値段の割りに結構良いオイルかもしれません。
ただ、Power1のRacingは15Wがラインアップに無いので冬期用にしようかと思います。
これがKN−138です。
せっかくワイヤリング用の穴があるのでワイヤリングしてみました。
慣れてないので適当&ど下手ですけど・・・。
後はオイルを入れるだけです。
RSV4はフィルター交換の時は4.0Lオイルが必要です。 オイルのみだと3.8Lだったかな。
オイルはとりあえず横の点検窓で丁度良いレベルになるまで入れて、後は近所を少し走り回ってからエンジン止めてバイクを水平にして10分位待ってレベルが足りなければ足す感じです。 今回は最初3.8L位入れて、走り回った後レベルが足りなかったので残り0.2足して結局4L全部入って丁度アッパーレベルのチョイ下位になりました。
オイル交換の途中に雨が降ってきやがったので、作業を一時中断してしばらく休憩。 幸運にも雨が止んだので今度はブレーキフルードの交換をしました。
ここで活躍するのが、昔買った手ポンプ式の加圧ワンマンブリーダーです。
この工具を使って古いフルードを一気に抜き、新しいフルードを経路に一気に満たします。 自分はこの工具はエア抜きには基本使いません。 オイルをシステムから抜くのと逆に入れる為に使います。 エア抜きは別にシリンジを使って抜く方が正確に上手く出来ますので。
エア抜きはコツさえつかめば5分とかからないとても簡単な作業ですが、それがわからないと結構大変かもしれません。 自分流のポイントは左右キャリパーから先にに抜くのですが、キャリパーのエア抜きはブレーキレバーに軽く当たりが出るくらいでOKで、メインは写真のようにマスターシリンダーのバルブから抜くことです。 ここから2〜3回抜けばだいたいブレーキがカッチリしたフィーリングになってエア抜き終了です。 あとはリザーバーからマスターへのゴムチューブを軽く叩いたりすると気泡がポコポコって出てきます。最初にやった時は勝手が分からず、ひたすら左右のキャリパーからエア抜きをしてレバーを固くしようとしていたのでやたら時間とフルードと労力を消費してました。
オイル交換、フィルター交換、そしてブレーキフルード交換、あとチェーン清掃と給油でだいたい1時間で終わるような作業でしたが、途中雨が降って中断したり写真を撮ったりしたので結局2時間位かかってしまいました。
でもこれで心置きなく4月からまたサーキット通いできます。
あっ、その前にテストライドしないとですね。 ちなみに今日は雨の為できませんでした。 オイル漏れやブレーキの効きとか確認しないでいきなりサーキットには持ち込めませんから。